名言・格言で癒し

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池上彰 名言・格言

 

 

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話すことが苦手、書くことが苦手、という人もいるでしょう。でも、努力と工夫次第では、いずれも大きく向上させることができます。

 

私は子供のころから就職して1〜2年目まで、ずっと内気で引っ込み思案でした。それがいまでは、国内外の様々な人に会って取材したり、テレビに出たり。記者になって、存分に仕事をしたいという思いが私を変えていきました。伝える力はいくつになっても伸ばすことができると強調したいです。

 

嫉妬は多くの日本人が多かれ少なかれ持っている感覚です。嫉妬社会の側面を持つ日本では、たとえすべてが上手くいっていても、それを声を大にして言うのは慎むのが賢明でしょう。

 

日本にはいわば、「けしからん罪」が存在しています。それは、「法律には違反していないけれど、なにかけしからんよね」という、多くの人たちの気持ちであり、感覚です。これは理屈ではなく、庶民感情です。たとえ法律に違反していなくても、なんとなくけしからんと思った好意や人は糾弾されてしまう。そうした風潮は日本にあります。

 

人は自分の話を聞いてもらうと、存外嬉しいものです。ましてや、初めて会った人が自分の話を熱心に聞いてくれると、感動すら覚えたりします。自分の話を聞いてくれる相手には当然、親しみを持つし、好感度も増します。反対に、相手の話を聞くのも楽しいけれど、一方的に聞かされると、苦痛になってしまいます。

 

建前を中心に話をせざるを得ない場合は、本音を少し差し挟んで話すと、好感度は往々にしてあがります。フォーマルな席で、少しカジュアルな雰囲気が出ると、聞いている側はその人の人間性を垣間見ることができ、親しみを持てるようになるからです。

 

つねに「おかげさま」の気持ちを持って、陰口や悪口は慎み、相手の話をじっくり聞く姿勢を持つ。そうすることで、好感度や信頼はずいぶん高まるし、「伝える力」にも一層磨きがかかります。

 

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説明して相手がわからないのは、相手にわかるように説明できない自分の力不足です。常にそういう気持ちで話せば、「私の説明が支離滅裂でした」という言葉が自然と出てくるはずです。

 

組織を引っ張っていく立場の人が、「なにがなんでも目標を達成するぞ」という気迫を示すことで、プロジェクトや部や課をまとめていくことができます。逆に部下にあれこれ命令するだけでは、「下にばかり押し付けて」と言うことになるからダメなんです。そうではなくて、「俺が全責任をとるぞ」という気迫を示す。これも、言葉ではない伝える力なんだろうと思います。

 

自分の発言を相手がどう受け止めるのかを推し量ることが、伝える力の一番のポイントです。

 

上手く話せるようになりたいなら、「この人は話が上手い」と思う人を見つけて、なぜその人の話が面白いのかを考えてみてください。

 

テレビの世界では、視聴者が画面で一人の発言を聞き続けられるのは、20秒が限度です。短い時間で発言をまとめなければなりませんから、起承転結で話すのではなくて、まず「結」を端的に言いきることがポイントです。

 

記者が警察のところに行って、なにかありますか?と漠然と聞いても何も答えてくれません。情報収集を行い、それをもとに自分の読みを立ててから質問すれば、警察もこちらに一目置くようになります。仮説を持って取材に行くから、相手との信頼関係が生まれるのです。それはビジネスなどの営業活動でも同じでしょう。いい結果を生むのは相手との良好な信頼関係です。相手から信用を得るには、入手できる情報から、自分なりの仮説を立てることが重要なのではないでしょうか。

 

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ネットの普及で、探している情報へ即座にコンタクトできるようになりました。それ自体は悪いことではありません。しかし、その分、無駄と思われる情報、いわばノイズとでもいうものに触れる機会が減っています。たとえば、新聞を読むときや本屋に行ったとき、探していた情報以外の個所が目に留まることがあります。普段から問題意識を持っていれば、新聞の活字や書店の書籍が、その問題意識に自らアピールしてきます。振り返ると、こうした情報こそ役に立つことが多いのです。一見無駄と思われるノイズに触れるためにも、新聞を読んだり書店に行くという行動は続けた方がいいと思います。

 

悪口や陰口は、当然ビジネスをする上でも気を付けるべきことです。ビジネスマンは、少なくとも顧客の前ではよその会社の悪口や噂話を絶対に言ってはいけません。

 

諜報活動をする人たちの情報源の98%は、対象国の新聞などの公開情報です。それをどう加工するかが彼らの腕の見せ所になります。新聞などから得た複数の情報をかけあわせ、新しい視点を導き出す。その視点がインテリジェンスです。

 

業績が秀でていたり、事業が成功したりしても、愛される人と、疎まれる人がいます。この違いは、謙虚さの有無、あるいはそれの程度の差にあるように思います。愛される人は、たとえ血のにじむような努力をした結果、成功をおさめたとしても「みなさまのおかげで、ここまで伸びることができました」と言うなど、謙虚な姿勢や雰囲気を持っています。一方、疎まれる人は「俺の才覚で、ここまで来たんだ。どうだ、すごいだろう」という雰囲気がそこかしこから漂います。

 

日本人に限らず、人間は社会的な動物です。そうである以上、大成功を収めた場合も、ほかの人や周りから何かしらの恩恵を受けているのは確かです。社会の一員である以上、「おかげさま」の精神は必要なのです。

 

一番望ましいのは悪口の類を一切言わないことですが、人間だから腹の立つことも、不満を募らせることもあります。聖人君子でもない限り、人の悪口を一切言わないのは無理かもしれません。そこで、現実的な線引きとして、悪口を言う場合は、面と向かって言えるレベルにとどめる。そうすることで、人としての最低限の品位は保つことができるし、人との信頼関係も築くことができるようになるはずです。

 

たとえ自分の能力や努力によるところが大きいと思っても、それを口に出してしまうと、世間の反感を買ってしまいます。本音はそうであっても、時と場合によっては、建前とのバランスが大切になる場面があるものです。とくに記者会見などの公的な場では、そうしたことへの配慮も必要です。

 

ビジネスパーソンがプレゼンテーションをする場合などは、いつもよりゆっくり話すことを心がけてみてはどうでしょうか。聞き手側は、普段、早口になれている分、新鮮で、思わず引き込まれるかもしれません。さらにいえば、スピードに緩急をつけるとより効果的です。

 

落語家は基本的にはゆっくり話しますよね。ただ、ときどき速く話したり、声を大きくしたりと、メリハリのある話し方をします。落語家の話が面白く、思わず引き込まれてしまうのは、そうした話術にも秘訣があります。ビジネスパーソンも見習いたい技です。

 

相手に何かを伝える行為は、決して自分の知識をひけらかすことではありません。相手の立場を慮って、わかりやすく伝える気持ちを持つことが大事なのです。

 

ここ数十年で日本人の話すスピードはかなり速くなりました。昭和10年ごろに比べると、いまの私たちは2倍くらいの速さでしゃべっているというデータもあるようです。忙しくなって、ゆっくりのんびり話していられない時代になったということでしょうか。本来、私も相当な早口です。でも、テレビに出るときは意識してゆっくり話しているのです。幅広い視聴者を意識してのことです。

 

話している内容が同じでも、伝える姿勢や態度によって、相手が受ける印象は大きく異なります。たとえよいことでも、仏頂面で言っては、相手は不愉快になるかもしれないし、自信なさげだったら相手の心に届かないことも十分にあり得ます。

 

専門用語や業界用語というのは、なんとなくカッコいいと思うのか、使ってみたくなるものです。「コンテンツ」「シナジー」「ソリューション」などのカタカナ用語も似たような傾向があります。でも、こうした用語は誰にでも通じる言葉ではありません。知らないよりは知っていた方がいいのですが、使う相手や場はしっかり考えるべきです。一般のお客さんなどに専門用語や業界用語を安易に使うのは避けた方がいいでしょう。

 

本は読みっぱなしにせず、実際に誰かに伝えてみることが一番有効です。知識のない人間に、「そうだったのか!」と理解されるよう専門情報を的確に簡便に伝えるのは案外難しいですよ。

 

話している内容が同じでも、伝える姿勢や態度によって、相手が受ける印象は大きく異なります。たとえよいことでも、仏頂面で言っては、相手は不愉快になるかもしれないし、自信なさげだったら相手の心に届かないことも十分にあり得ます。

 

知識をインプットするだけじゃなくアウトプットまでできるようになる、となるといきなりハードルが上がります。生半可な理解では人に伝えることはできません。私の場合、NHKで「週刊こどもニュース」を手がけたときに、小学6年生に大人向けニュースを理解してもらうにはどうすればいいか腐心しました。

 

教養を1人で身につけるにあたって、誰でもできるのは、本を読むこと。読書です。NHKを辞めて独立したとき、肩書がない厳しさを初めて味わいました。でもそのとき、記者時代に夜回りの合間などを使って、本を読み、独学した英会話から経済学の古典に至るまでの様々な教養が、自分の武器となりました。その後の執筆活動などにも大いに役立ったのです。

 

たくさん本を読んで、知識が豊富になれば、それで「教養がついた」ことになるかというと、ちょっと違うような気がします。自分の得た知識を他人にちゃんと伝えることができて初めて「教養」が身についた、と言えるのだと思うのです。

 

企画書や報告書を書くときにインターネットに書かれてあることをそのまま書き写してしまうのはよくありません。インターネットの情報は、基本的には「死んだ情報」です。参考にするのはかまいませんが、これから独自のビジネスを展開する場合には、インターネットの情報だけではまったく不十分です。

 

まずは、思いついたことを思いつくままに書いてみる。次に、その書いた文章をみながら「一人ツッコミ」をする。さらに、周囲の人にその内容をぶつける。こうした訓練をするうちに、文章力も内容も、格段に向上していくことでしょう。

 

仕上がりのフォーマットを頭に浮かべたうえで、下調べをして調査や打ち合わせに臨む。下調べをして調査に行き、調査中は、仕上がりのフォーマットを頭に浮かべたうえで、文章の構成を考える。帰社する途中で、文章の中身を考える。これで中身の濃い文書を効率よくスピーディーに書けるようになっていくと思います。

 

中身の充実した報告書や提案書を書くためには、五感を研ぎ澄ませて、調査や打ち合わせに臨むことも大切です。現場の匂い、景色、雰囲気、人の話などを虚心に受け止め、書面に少しでも書き込んでみるのです。そうすることで、ほかの人とは違った臨場感とオリジナリティーのある報告書や提案書ができあがるはずです。

 

報告書や提案書を書くうえで何より大切なのは、各会社や職場にある書面のフォーマットを知ることです。たとえば報告書なら、「目的」「内容」「結論」といった必須の項目があるなど、一定の形式があるものです。まずはこれを、しっかり抑えてください。このフォーマットにのっとった文書の手本があれば、それを徹底的に研究するとよいでしょう。職場に手本がない場合は、上手な先輩社員などの書面をみせてもらい、コピーして、やはり徹底的に研究してみてください。

 

記者が自由に書いていると思われがちな新聞記事でも、ある一定のパターンがあります。5W1H(いつ・誰が・どこで・何を・なぜ・どのように)を抑え、そこに固有名詞を当てはめれば、いちおうの記事にはなります。

 

私はNHKの新人記者時代、先輩記者の書いた原稿をペンでひたすら丸写しして、腕と頭に文体を覚えさせました。やがて、自信をもって原稿が書けるようになりました

 

効率よくスピーディーに文書をまとめるには、下調べも大切です。たとえば、現地調査をして、その結果を報告書にまとめる場面を考えてみましょう。下調べもせずに、興味の赴くままに調査をしていると、報告書をまとめる際、何をどう書いてよいか途方に暮れることにもなりかねません。そこまでならなくても、非効率的ですし、伝えたいことがやみくもに詰め込まれた、整理の不十分な報告書になってしまいがちです。また、貴重な情報に接しても、予備知識がないために、見過ごしたり、気づかなかったりしてしまうことにもなりかねません。こうしたことは、下調べを十分にして、仮説をあらかじめ立てておくことで、かなり防げます

 

人は誰でも自分のために生きている。自分のことは自分でしなければならないということだ。

 

アフリカは世界がごみと思うものをリサイクルしている。アフリカは世界ががらくたと思うものを再生させている。

 

ひとつの分野に知りたい、と思ったら、とりあえず、本を集めて5冊読むことを目標とする。どんな本を集めるかでそのレベルは変わるけれど、5冊読むには忍耐が必要でしょう。

 

「わからない」とわかったことを勉強する。

 

向学心、好奇心が、行動を生み出す。心に、それが湧かない人は、変化が難しいかもしれない

 

「休むも相場」という言葉があります。自分が「読めた」と判断できる時だけ動いてあとは運用しないで待っているということですね。多くのプロは必要なら「動かない」という選択を取ることができます。ところが素人は一度売買を始めてしまうと中毒のようにずっと続けてしまう場合が多いようです。


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