宮崎駿 名言・格言

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宮崎駿 名言・格言

 

 

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自分で、すぐ自分を許せる人間は、大した仕事をやらない。

 

誰かを楽しませなければ、生きている意味がない。

 

半端な仕事はやっちゃいけないですね。それは本当に思います。

 

次があるとかないとかっていう話はもういいですよ。それに関しては、天命だと思ってますから。

 

あんまり自分がやりたいと思っていることを分析しようと思ったことはないんです。分析した途端にくだらなくなってくるから。

 

部屋で最新式のコンピューターに向かってポコポコやってるところからクリエイターは出てくるんじゃなくて、もっと古いものの集積の中から出てくるんだと思うんです。

 

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僕は思いつめないように、思いつめないようにやってきたんです。思いつめて、この企画がいま通らないと、僕は生きている甲斐がないなんて思うと、すぐ生きた甲斐がなくなっちゃいますから。

 

商売ってのは苦労するに決まってるんです。

 

人間だけはつくることできないですからね。場所はつくることができても。

 

黄金パターンは黄金パターンであっても、それを活き活きとできるかどうかなんですよ。男と女がいて恋をするなんていうのは、もう大昔からいくらでもやられてることでね、みんなすっかり見飽きたパターンですよ。それでも、やっぱり説得力を持ってて感動できる恋物語と、そんなもん勝手にすればっていう恋物語ができてしまう。それは作る側が、その恋という問題に対して、毎度おなじみだけど、どれほど真摯になれるかどうかでしょう。だから、僕はパターン化することについては全然恐れていません。

 

映画を見てないんですね、実は。映画館に行かなくなっちゃいましたから。テレビでやってるのをたまたま観かけたり、「これは面白いよ」って友人がビデオで持ってきたやつをじゃあ観るかって観たりするぐらいで。どういう監督が好きだとか、ポーランド映画がいいとか、そういう視点で映画を観てこなかったんです。60年代や子供のときにはずいぶん観てましたけど、ある監督に執着して、その監督を追いかけるっていうことは一回もしていないです。

 

みんな自分よりバカだと思ったらおしまいですよ。自分の方が才能があるとか、そういうものの見方で見る人間っていうのはいますけど、あるいはなにがなんでも自分のものをやらなければ生きては帰れないとかね、そういう人間の方が僕が見てる範囲だと伸びないですね。先輩は先輩として受け入れてる人間の方がちゃんと着実にやっていきますよ。僕の知ってる範囲ではそうです。たぶん、他の職場でもそうなんじゃないかなあと思いますけど。

 

60人、さらにその外側に200人ぐらいの人間が寄ってたかってやることを考えたときに、その人間たちが全員わかんなくてもいいやっていうふうに作るのは、僕はあんまり好きじゃないです。

 

自分が善良な人間だから、善良な映画をつくるんじゃないですよ。自分がくだらない人間だと思ってるから、善良な映画をつくりたいと思うんです。善良なことが自分の中じゃなくても、どっかにそういうものがあるんじゃないかと思う気持ちがなかったら、とても作品をつくれないわけです。

 

ほんのわずかでもいいから、一作品ごとに試みるべきだと思っています。そういうことを放棄した途端に、僕らにとってのアニメーションはただの手段にすぎなくなって、そのなかにストーリーを説明するための手段であったり、自分の大したことのない言いたいことのための手段でしかなくなってしまって、どっかで退廃が起こると思うんです。

 

「おまえのところには悪人が出てこないな」っていうふうに言われますけど、悪人が出ないようにしてるんであって、僕は回復可能なもの以外は出したくないです。本当に愚かで、描くにも値しない人間を、僕らは苦労して描く必要はないですよ!みんなヒーヒー言って、安い賃金で、肩を凝らしながら夜中まで灯りをつけてゴソゴソやってね、それで描きたくもないものをなんで描かなきゃいけないんですか。僕は描きたいものを描きたいですよ。

 

観終わったときに、実に「ああ、映画を観た!」っていうような、そういう映画をつくりたいです。本当にそれだけですよ。「ああ、金を払って得した」とか「観に来てよかった」っていうような。観た人がちょっと元気になるとか、ちょっと気持ちが新鮮になったとか、そのくらいのところが僕らの狙い目だなあと思うんだけど、でも、そういう映画をつくるためには、やっぱり映像表現とか内容についても緊張感を失ってはいけないと思うんです。なかなかそういかないんで困ってるんですよ。

 

魔女の宅急便が当たったせいで、それまでの作品も大当たりしてたんじゃないかっていう錯覚を世間が起こしてるんですよね。そうじゃないことを僕は一番よく知っているんです。(トトロは)苦しいっていうよりも全然赤字ですよね、興行だけだったらね。そういうことも含めて、やっぱり正気にならなきゃ駄目だっていう。いつも正気のつもりだったけど、一段と正気になんなきゃ駄目かなっていうふうに思います。

 

自分も含めて、人っていうのは愚かなんだなあっていう、人間が考えてるより人間は複雑で、同時にそんなに賢くないんだなっていうことをうんざりするほど思い知りました。だからといって、僕は理想のない現実主義者になりたいと思ってる人間じゃないですから、そういうふうになるつもりは毛頭ありませんけど。

 

他にもやりたいこといっぱいあるんですよ。仕事っていうのは、離れるとわかった途端に、ものすごく未練が残るものですから。だから、自分の知り合いたちのリタイアを見てみても、リタイアが下手ですね。そういうのを見るとね、未練というのは一番みっともないものです。

 

一番近いものには厳しくすべきだけども、遠く離れてやってるスタッフに対しては、配慮を自分でも持っていないとと思うんですよ。外注はひどいとかね、十把一絡にそういうことをすぐ言う奴がいますけど、もう大っ嫌いですね、そういう奴は。

 

中小企業は特にそうですね。なんかやっぱり、みんな同じような待遇で、ちゃんと扱いたいと思ってても、それができないから、アルバイトにしたり日給月給にしてやってるわけで、それは申し訳ないなあっていう気持ちがどっかに働かないとやっぱり嫌です。

 

僕は思想家になるよりも、目の前にいる子供たちに映画をつくってるということが一番大事だと思えたから、思想家になんかなりたくないですから。だいたい、僕が言ってるようなことはもっと立派なお坊さんたちが遥か昔から言ってるんです。


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